はじめに
音楽をDigる
こんにちは、SBです。
みなさん、音楽は聴きますか? 音楽の配信形態がCDや円盤といった物理的なものからストリーミング型の配信ものなど多彩になって久しいですね。 ストリーミング型のサイトでは自動再生によって最初は探してもいなかったような楽曲に出会うことがあります。 竹内まりやさんのプラスティック・ラブという楽曲をご存じでしょうか。 この楽曲、1984年にリリースされた楽曲なのですが、Youtube上で自動配信により爆発的に流行ったという経緯があったりします。 具体的には2400万回以上再生されたらしいです。 Youtubeで流行った元動画は無断転載のものであったために削除されてしまいましたが、ストリーミング型のサイトなどで動画の発掘などを行うという行為が行われるようになって来た事がわかっていただけると思います。 このような方法で楽曲や動画を発掘することをDigるなんて言ったりします。
音楽をDigるというとYoutubeやSoundCloud、Spotifyなんかがあげられると思います。 個人的にはYoutubeは楽曲というよりも動画の発掘がメインで、SoundCloudはアングラな音楽だったり一部の人にとことん刺さる楽曲が多く、Spotifyは一般向けがまだ多いというイメージがあります(SoundCloudが無料でアップロードできる楽曲の制限をしたことで炎上した際に一気にSpotifyに人が流れると思ったけどまだ完全には移行していないような気がする)。
かくいう僕もSoundCloudで楽曲を漁っていたのですが、自分のLike欄がバーチャルな人たちの楽曲が増えているのを感じて色々調べてみたら完全にはまってしまいました。 というわけで今日の記事は僕がハマった楽曲を紹介するだけの記事です。
バーチャルな人たちの音楽
バーチャルな人たちの音楽の良いところがいくつかあるのでいくつか紹介します。
声が良い
普段から声を生業としている人たちなので声が良いことが多いです。声が良いということは声が良いということです。
容姿に左右されない
もちろんバーチャル上のガワの問題はあるのですが、所謂中の人の容姿に左右されずに楽曲が評価されるところが良いと感じています。 自分は生まれつきの差が生じる容姿が絡むことがあまり好きになれないのでこの傾向は非常にうれしいです。 もちろんデザイナーやモデラーによってバーチャル上の差異も生まれますが、リアルの容姿で評価されてこなかった人たちがいることを考えるとむしろこっちのほうが良いのかなぁと考えています。
サブカル的な楽曲が多い
サブカルって表現が正しいのかはかなり微妙ですが言わんとしていることは伝わってください。 これは完全に僕の趣味なのですが、かなりうれしいポイントです。 バーチャルな人たち自体サブカルっぽい空気があることに加えて、楽曲提供している人たちもそっちのジャンルの人たちが多い印象です。 やっぱりなまじお金があるのでそういう制作のクォリティにお金をかけられるのもかなり良い方向にかみ合っているような気がします。
楽曲を紹介したい
そんなわけでバーチャルな人たちの音楽にハマった僕がアドベントカレンダーをつかって僕の好きな楽曲を紹介します。 ジャンルが偏っているのは許してください。
おすすめです(オリジナル編)
おすすめのオリジナル楽曲です。ここに紹介した楽曲以外にも良い楽曲はたくさんあるのでぜひページに飛んでみてください。
キズナアイ
Kizuna AI – Hello, Morning
言わずと知れた元祖Vtuber。 所謂古典的なkawaiiFutureBassってかんじでめちゃめちゃ良いです。最高。 音ゲーに結構収録されてたりもする。
KMNZ
VR – Virtual Reality
日本語ラップをメインにしている歌メインではかなり古参のVtuber。 ちなみにねこます氏の動画などが流行った最初のVtuberブームが2017年12月ごろでKMNZの活動が2018年5,6月から。キズナアイは2016年8月から。
あとこの楽曲は提供がSnail’s House氏なのですが曲の入りがびっくりするぐらいPixel Galaxy以降のSnail’s House。
なとりさな
名取さな – さなのおうた。
インターネットオタクお姉さんの声が良すぎる。普段は歌メインではない人たちがこんな感じで楽曲出してくれるとテンションがぶち上がるのでもっとやってほしい。
AZKi
AZKi – Intersection
ホロライブの音楽メインの枠組みであるイノナカミュージックに所属していてめちゃめちゃアーティスト系の声をしている。 シンプルにレベルが高くてすき。
Marpril
PSYQUI feat. Marpril – Girly Cupid
岩本町芸能社という事務所に所属している2人組Vtuber。 曲のドロップが完全にPSYQUI。
全身モデルで曲と踊りとモーショングラフィックスを組み合わせるのはAZKiも然り、Perfumeも然りといった感じで今後もっと盛んになるんじゃないかなといった印象。
森美声
森美声 – 失礼しますが、RIP♡
森美声と書いてもりカリオペと読むが、大体の場合森カリオペで表記されてる。 日本語と英語を組み合わせたラップが特徴的なhololive-EN所属のVtuber。 この曲のMixは魂音泉のkokorobeats。ちなみにJoySoundで歌える。
星宮とと
歌ったり曲を作ったり映像を作ったりしているバーチャルクリエイター。Vtuberではない(と思う)。この人を紹介したくて記事を書いたまである。
???????????? icon change ???????????? pic.twitter.com/8f0SXz7TE2— 星宮とと (@hoshimiya_toto) September 8, 2020
kawaii。
アレンジ楽曲
元からある曲に手を加えて別の曲を作ることをアレンジと呼びます。このアレンジ曲にもおすすめが色々あるので紹介していきます。
remixとbootleg、edit等の違い
アレンジの表記にはremixやらbootlegやらeditやらが色々と存在します。 厳密には公式に委託されてアレンジしたものや、もともと音源が公開されているイベント等でアレンジしたものがremixで、 非公式に作られたものがbootlegというような枠組みが存在します。 ただし非公式に作られたものでもremixとついていたりするものも存在するのでその辺は結構アバウトだと感じます。
あと公式以外のアレンジは権利的には音MADや切り抜き動画のようにグレーな存在であることも意識しなければいけないです。 バーチャルな界隈はその辺りに寛容な人が多い印象ですが、原作者あってのアレンジということは忘れてはいけません。
曲の表記について
曲名の表記がややこしい人もいると思うので曲名にどんな意味があるのか紹介します。
作曲者又は歌った人 feat. コラボした人 – 曲名(アレンジした人remix)
これであなたもRemix表記博士号取得!というわけで曲の方に移りましょう。アレンジの前後がわかりやすいように先ほど紹介した曲のアレンジを中心に集めてみました。
おすすめです(アレンジ編)
音量注意!!!!SoundCloudはバカでかい音が鳴るので音量を下げること推奨です!
Kizuna AI – Hello, Morning (rejection Bootleg)
rejection · Kizuna AI – Hello, Morning (rejection Bootleg)
FutureBassが4つ打ちにアレンジされています。一気にクラブっぽい感じになりました。
PSYQUI feat. Marpril – Girly Cupid (Ange;art remix)
Angeart · PSYQUI feat. Marpril – Girly Cupid (Ange;art remix)
PSYQUI氏の曲は映えるのでHardCoreにアレンジされることが多い気がする。あとRemixは曲の入りがクラブなどで繋ぎやすいようにアレンジされていることも多いです。
AZKi – Intersection (takashima Remix)
takashima · AZKi – Intersection (takashima Remix)
原曲のサビの部分がビルドアップに変わっていて新しくドロップが追加されるのもRemixのパターンで良いですね。
森美声
なんとこの人はYoutubeとSoundCloudでそれぞれお気に入りRemixをまとめていたりします。
Youtube版
SoundCloud版
MoriCalliope · RIP REMIX- Top 15 (SoundCloud)
終わりに
色々曲を紹介してきましたがどうでしたか?僕は好き勝手かけたので満足です。今まで曲を漁ったりバーチャルな人たちの音楽を聞いたことのなかった人たとはぜひこの機会に聞いてみてください。
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