はじめに
どうも、ウッシーです。もう3回生になったらしいです。自覚がない、おかしい。僕が1回生の頃の3回生はめっちゃ大人やん……って思ったもののですが、欠片もその領域に達している気がしません。寧ろ退化してるまであります。
さて、本記事は自分が曲の展開を作る時に意識したりしなかったりしてることの上っ面をつらつらと綴るだけになっています。参考になるかもしれなくないかもしれないので是非話半分に見て下さい。
曲の展開
まず曲の展開と一言に言ってもセクションの振り分け(歌モノのAメロBメロみたいな奴)なのか、それとも各セクションの中の展開(作曲とかコード進行とか編曲とか)の話なのかと2つに題材が別れそうな気がしますが、どっちも同じ様な話なので纏めていきます。 普段はあまり意識して無いのですが、改めて振り返ってみると大抵以下の3つの方法を取ってる気がします。
意識してる(かもしれない)こと3つ
- 1.テンプレートを使う
- 2.複数組み合わせパクる
- 3.曲の思惑から錬成する
3つに別れてますがまとめて言うなら「パクる」です。テンプレを使うのもパクることですし、曲の思惑から錬成するのも、その思惑の基になった音楽経験からパクってるはずなので。
お気づきになられるかもしれませんが、全く自分で新しい事をやろうという気概があまりありません(おい
というより作曲する人間誰しも、本人が今まで聴いたり触れたりした音楽を無意識のうちに咀嚼してアウトプットしている訳でありまして。「俺、曲降りてくるんだよね……空から(ドヤァ」って言う人も冷静に曲を見て見れば先人の音楽に影響を受けているもんです。
だから作曲する上でインプットを増やすのは大事だよねって。インプットが増えれば自ずと手札がどんどん増えて無敵になれます。(なりたい)
実際どうすんの
まずこの曲を題材にしてみましょう。2年前に作った自分の曲です。いい曲ですね(自画自賛)この曲は割と上の3つを意識して作ってい(たような気がし)ます。
セクション分け
まずセクション分けの面から見てみればイントロ、Aメロ、Bメロ、サビのようにこれでもかとテンプレをなぞっています。「1.テンプレートを使う」 です。アニソンっぽい奴作りたいなぁって思ってたので変なことはせずに行こうと思ってこうしました。
イントロ
次に各セクション内を順番に見ていきましょう。まずはイントロ(~0:17)。 ここは実は 「2.複数組み合わせパクる」 をしてます。あんまりこういうの言いたくないんですけどこの曲作る上で3曲程リファレンス(参考曲)が有りまして。その内の2曲のイントロの要素を抽出して組み合わせて作られています。
その2曲はこれと、
これです。
いやー、もうパクリじゃん! って感じですね!(おい) RisingHopeの方はイントロ(0:12~)のシンセの感じとかコード進行、Seven Doorsの方はギターのリフの感じをパクってます。
Aメロ
さてさて、次はAメロですね。Aメロは特にパクリ元は無くて強いて言うなら 「3.曲の思惑から錬成する」 でしょうか?多分、きっと、恐らく、メイビー(覚えてない。
思惑としては、 – イントロの勢いを残しておきたい。 – 前半と後半で音の密度を変えたい。
辺りのことを念頭に置いて作ってた気がします。ここまで書いて2年前の曲を題材にするのは良くないなって思い始めました。
さて思惑が有ってもそれを形にせねばなりません。こればっかりは自分で実際に色々やるしかないのですが、僕の場合は以下の感じでやりました。
- イントロの勢いを残しておきたい。
→コード進行をシンプルに、リズムも8ビートで止まらない感じで。 - 前半と後半で音の密度を変えたい。
→前半はギター&ベースは音少なめでリズムをとる、後半はギターもベースも8分で埋める感じで。ドラムはハイハットのクローズとオープンで差異を出す。
というわけであーだこーだした結果Aメロが出来ました。
Bメロ
はい、じゃあ次はBメロ。Bメロは 「3.曲の思惑から錬成する」 です。これはちゃんと覚えてる。 思惑としては以下です。
– 前半はAメロまでの勢いのある展開をサビに向けて一回落ち着かせたい。 – 前半は浮遊感ある感じにしたい。 – 後半はサビに向けて盛り上げていきたい
まあよくある感じのアレですね。その結果は以下です。 – 前半はAメロまでの勢いのある展開をサビに向けて一回落ち着かせたい。
→メロディはロングトーンを多め、ドラムのスネア減らす、ベースは白玉で。 – 前半は浮遊感ある感じにしたい。
→ギターにディレイを掛けて高い音でアルペジオとか単音鳴らす、コードに借用のⅣmを使う。 – 後半はサビに向けて盛り上げていきたい
→2度から始まる登っていくコード進行、そういう感じのドラムの展開
サビ
最後にサビです。サビは強いて言うなら 「1.テンプレートを使う」 で作りました。 – Ⅳ→Ⅲに行くよくあるコード進行 – ありきたりの8ビート – 普通によくある感じのギター(左がコードで、右がリード)です。
細かいことを言うなら合間にちょっと目立つギターリフを入れたり、コード進行の二巡目に裏コードぶち込んだりしてますが誤差です。ほぼテンプレを踏襲しています。もうちょっと捻ったほうが良いかもしれない(おい
おまけ
アウトロのギターソロ(3:50~)はこの曲のギターを意識して入れたりしてます。(気持ち似せただけなので似てないかも)
おわりです
如何だったでしょうか。ふんわり、気持ちふんわり、そうあの人を包み込むyogiboの柔らかさくらいは伝わってくれたら嬉しいです。ちなみに沼祭のビンゴの景品で家に届いたyogiboは普通のパッツンパッツンな感じの腰当てクッションでした。あの人をダメにする感じの手触りが恋しいです。機材買うの辞めて人をダメにする感じのyogibo買おうかな。
ともかくここに書いたことが作編曲する際の一助になれば幸いです。「ここ意味わからんが?(半ギレ)」とかありましたら(半ギレ)までなら何とか耐えられますので是非DMとかDiscordとかで言って下さい。
よいDTMライフを。
著者
P,M,D班,ウッシー
https://twitter.com/usiodaigaku
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