XRkaigi day2
はじめに
こんにちは4回生のあおだんごです。今回はイベントレポートとなります。
2019年12月3日(火)~4日(水)の2日間、秋葉原でXRKaigiというイベントがありました。
この記事はXRKaigiで展示された機器の紹介と展示のレポートとなります。
XRKaigi 概要
日時:2019年12月3日(火) 16時~20時
2019年12月4日(水) 10時~19時
場所:1日目 ベルサール秋葉原
2日目 秋葉原UDX
コンセプト:「つながり、共有し、高め合う」
イベントページ
[https://xrkaigi.com/index.html:embed:cite]
展示機器紹介
展示されていた機器の一部を紹介します。
既に販売している物からこれから販売するものまで数多くあります。
ValveIndex
公式ページ:[https://store.steampowered.com/valveindex:title]
値段:13万円(フルセット)
参考レビュー:動画で指の動き見て!
[https://www.youtube.com/watch?v=7S_RO9Edzx4:embed:cite]
私的感想:
正直言ってこの凄さを伝えたいがためにアドベントカレンダー担当日の1日前に全部書きなおしています。
元々予定していたのはソフトメディア研究会で私が作った物を全部並べて個人的に感想を書く記事でした。
私が感動したのはValveIndexのハンドコントローラーです。このコントローラーは指の動きを取れます。
実際に使ってみたら指をゆっくり動かすとそれに合わせてVR上の指もゆっくり動かした通りに動きました。
太線斜線アンダーバー全部使って強調したんですが。ほんとに「指をゆっくり動かすとそれに合わせてVR上の指もゆっくり動かした通りに動いた」のに感動した。
具体的な部分は動画を見てもらえればと思います。
お値段はかなりお手頃。個人的に買うのは決定してるが、2台のベースステーションごと買うか(1万9800円 x 2 + 3万5800円)手だけ買うか(3万5800円)フルセット買うか(12万5800円)で悩んでいます。
Nreal
公式ページ:[https://www.nreal.ai/:title]
値段:$499(予定)
備考:2020年初頭、日本で販売予定
参考レビュー:
[https://xr-hub.com/archives/18446:embed:cite]
私的感想:
実はこちらも凄い伝えたかったAR機器。
わずか本体重量88gという軽量性と広い視野、そして街中でも使えるちょっとおしゃれな感じがするぐらいの外見のMR(複合現実:ARとかVR等々)グラスです。
軽量性に関しては、処理やバッテリーをスマートフォン側に委ねている。そのため細いコードではあるが有線で接続する必要がある。体験した感じからしてイヤホンに慣れた人なら全く気にならないと思います。
12月9日から開発者に対し最大100台のNreal Lightとスマートフォンセットのレンタルを開始するとの事です。私としては申し込みたいところ(学生で出来るかは不明)。早く買いたいです。
Oculus(Oculus Quest)
公式ページ:[https://www.oculus.com/:title]
値段:56000円
備考:Oculus は複数種類あるのでここではQuestを解説
参考レビュー:
[https://japanese.engadget.com/2019/05/24/oculus-quest-vr/:embed:cite]
私的感想:
VR機器の中で1つ抜きんでて安いです。ベースステーションもいりません。
もとはスタンドアローン(PC無しで単体で動く、ただ処理は自前なので低品質)だけだったが、「Oculus Link」のアップデートでPCにつなげてPC側で処理が出来るようになりました。
これ1台あればスタンドアローンで外でもできるし、PCにつなげて高品質VRもできます。
私もスタンドアローンの為に欲しいと思ってます。多分買います。
Vive
公式ページ:[https://www.vive.com/jp/product/:title]
値段:65000円
備考:Oculus も複数種類あるのでここでは初代のViveを解説
参考レビュー:
[https://www.moguravr.com/htc-vive-9/:embed:cite]
私的感想:
ソフトメディア研究会で2台持ってるVR機器。ベースステーションを使う事で高精度トラッキングできる強みと、ベースステーションを置かなければならない弱みがあります。
大学祭においては、2台運用時にパーテーションを導入してお互いの干渉を防いだり、マスクや消毒等の準備等々必要なことが多いのでVR班には頭が上がらないです。
私も持ってます。
HoloLens 2
公式ページ:[https://www.vive.com/jp/product/:title]
値段:$3500(予定)
備考:2019年2月24日発売
参考レビュー:
[https://www.moguravr.com/hololens-2-2019-02/:embed:cite]
私的感想:
デプスセンサーの名前が「Azure Kinect sensor」といいます。そうですKinectです。ソフトメディア研究会で買ったらKinect班復活ですね!
私が体験していないので使った感想とかは無いです。今回の展示では整理券方式だったんですが、すぐに無くなってしまいました。悲しい。
お金貯めて買いたいです。
展示
展示ブースの体験を簡単にですが書きました。
[https://xrkaigi.com/expo/:embed:cite]
Nreal ゾンビ
2人協力プレイでゾンビを倒すのNrealのデモ
スマートフォンがコントローラーになっていて、画面をスライドすると爆弾が飛ぶ。視点で方向を、スライド距離で飛距離を決めて爆弾を飛ばす。
スマートフォンに処理を回しつつコントローラーにするのはなるほどと思った。ARグラスのコントローラーにスマートフォンはとても良さそう。
UnityOffice VRデモ
HP Reverbを用いたVRデモ。
少し前に公開された銀座にあるUnityJapanオフィスの3Dモデル内をVRで体験できる。
非常に良くできており、壁や床だけでなく小物なども詳細にモデリングされていた。
なぜかは分からないがオフィス内に車が一台あった。コントローラーで色やドアの開閉を操作することが出来た。
ARドア
折りたたみ式ギャラクシーを用いてARドアのデモ。
画面事2つに折りたためることにまず驚いた。
軽くて画面も大きいため、思ったより没入感があった。
デモではお台場等をその場に感じられるARを体験した。
参考:[https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1902/21/news089.html:title]
東京クロノスVRライドギャラリー
キックウェイに搭乗し、東京クロノスのVR展示会を体験できるデモ。
[https://hashilus.co.jp/products/kickway/:embed:cite]
実際に動いているかのような反発があった。外から見ても分からなかったが、かなり没入感があった。
気持ち的にはテーマパークなトラクションという感じ。
RICOH
360°の全天体カメラとOculus
「360°experience RICOH THETA」を使って撮影を行うとOculusで全天体画像をすぐに見る事が出来る。
その場で全天体カメラで撮影をすると10秒ほどでOculusのギャラリーに撮影した画像が同期されてOculusで見る事が出来る。
デジタルハリウッド大学院
Vtuberハッカソンで受賞したコンテンツをブラッシュアップして展示
[https://youtu.be/oycNuCZkbUo]
自分もVtuberハッカソンに参加していたので、このコンテンツには実は半年ほど前に触っていました。
様々な窓からバーチャル空間を見る事が出来、色々なものを与えることが出来ます。
また、遠く離れた地域からでも別の窓から同じ空間を見る事が出来ます。
Oculus
BeatSaberとPhantom(海外のゲームで日本では未発売)
毎時間整理券を配ってBeatSaberとPhantomをプレイすることが出来る。私はPhantomをプレイ
[https://www.youtube.com/watch?v=GngiClVtp5g]
オールで漕いで進んで、敵がいたら銃で撃つ。銃は弾が切れればリロードが必要になっている。
また、C4があり、こちらは投げた後にリモコンで起爆する。手元でも容赦なく起爆するので注意(2回ゲームオーバー体験済み)。
ValveIndex
待機列が長く、30分くらい立ったまま待っていた。
ValveIIndexで指をトラッキングして「Aperture Hand Lab[https://store.steampowered.com/app/868020/Aperture_Hand_Lab/:title]」をプレイした。
感動し、この記事を書くにいたる。
Microsoft
1つ目の講演が終わった段階で既に整理券が無くなっていた。残念ながら体験できず……。
GALLERIA
Vive Cosmonを使って海中の大迫力映像を体験した。圧巻。
Vive Focus Plusでシューティングゲームを体験した。
Cosmonの海中映像と比べて迫力はないが、安定したFPSで遊ぶことが出来た。
株式会社NTTドコモ
Magic Leap(ARグラス)を使った展示
メニューからキャラクターを選択して机に上で手放すとそのキャラクターが机に着地した。
壁を認識してデカールを壁に貼ることができた。
特定のキャラクターは机の上でお互いに戦い始めた。
かなりの高精度で検出が出来ているように見えた。
おわりに
いかがだったでしょうか。XRKaigiレポートと言いつつ機器の紹介の部分を多く書いてしまいました。
今年の津田沼祭では数多くの外部機器を使った展示がありました。今回紹介した機器を使った展示も今後あるかも知れないと思いながら書き上げました。
みなさんも興味があればAR、VR機器を用いた開発者となりXRを盛り上げていってもらえればと思います。
また、こういった外部イベントにもどんどん参加してもらえたらなと思います。
明日はれふそん君の「東方で学ぶ楽曲制作」です。
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