僕のソニックを飛ばないで

こんにちは、DTM班二回生の小林(D4C)です。

突然ですがみなさんにお聞きます、ソニック、飛んでますか?
いや、うん、大丈夫、わかってます。みなさんの疑問はわかりますから。
「てかソニックって何???」
僕はその疑問、答えられます。いや、答えさせてくれ。 みなさんが知りたがっている”ソニック”の正体について、そしてこの記事のタイトルの真意について。

ソニックとは

Capcomの格闘ゲーム『ストリートファイター』に登場するガイルというキャラクターの2つしかない必殺技の1つです。正式名称はソニックブームですが、なんかみんな略してソニックって呼んでます。(適当)

こいつが『ストリートファイターV』(2021年現在のストリートファイターシリーズの最新ナンバリング)のガイルです。

ダメになったほうきのような特徴的な髪型ですが、僕の目にはこれがとてつもなくイカして見えてるんですよね。え?ダサい?これが?はは、ウケる。

そしてこれがみなさんが待ちに待った”ソニック”の正体です。 ガイルからなんかブーメランみたいな黄色いやつがでてますよね。それです。それがソニックです。 ようは飛び道具、弾です。
そして実はこのソニック、多くのプレイヤーが頭を悩ましている技の一つなんです…

ガイルというキャラの性質

さっきソニックにみんなが頭を悩ましているみたいな書き方したけど、ちょっと違うかも。 正確にはガイルというキャラに頭を悩ましている、が近いかも。

まずさっきから言ってるソニック(飛び道具)、このゲームトップクラスに隙がないんですわ。だから、とにかくガイル使いはソニックを打ってきます。強いからね。そりゃ打ちますわな。

「じゃあアニキ、飛び道具はどうすりゃええですか?もしかしてワシは一生ソニック打たれ放題ですかい?」

こうような疑問、至極当然。

飛び道具(以後「弾」)への対処ですが、ようは飛べばいいんすよね。ぴょんと。 ”弾を打つ”という行為は強さと弱さが表裏一体な行為でね?弾はリーチも長くて攻撃判定も強いですよ?でも硬直も長いんですよ。(ガイルは弾持ちキャラの中でも硬直は少ないですがね) だから弾に合わせて前ジャンプすれば避けられるし、攻撃も確定させることができるんですよ。弾打つに対しての最大のカウンターは”飛び”、これは基本中の基本だからね。覚えて。

これはソニックを打った瞬間に飛ばれて、相手のジャンプ攻撃が確定してしまっているガイルの画像。 ガイル使いからしたら目も当てられないグロ画像です。
「じゃあ一生飛んでりゃ最強なのでは?!!」

ごめんね。格ゲーには対空という言葉があるんスわ。相手のジャンプを迎撃することね。

はい!ついにここでガイルの2つしかない必殺技のもう片方が登場するってわけ!!! いい?もう言っていい?!言うよ?!

相手「ソニック読みで飛んだろ~~~」   「あ、やべ!打ってないじゃん!?待って待って待って~~~!?!?」

ガイル「サマソッッッ!!!」
出ましたよ!ガイルの対空の代名詞サマーソルトキック、通称サマーが出ましたよって言ってんの!こっちはさあ!このサマー、コマンドも簡単でとても安定して対空ができる技でなんですよね~~!

格ゲーのコマンドの話

さて、ここで格ゲーのコマンドの話をしますが、格ゲーでは基本的に必殺技には特定のコマンド入力が伴います。有名なものだとリュウの波動拳とかが挙げられるかな~。え、知らない?リュウの波動拳知らないの?じゃあ今知れてよかったじゃん。ハハ。

波動拳のコマンドは、「↓↘→+P(パンチ)」 で、ちなみにこれキャラが右向きの時のね。これはレバーを複数入力後に攻撃ボタンを押すことで出るタイプの「コマンド技」と呼ばれるコマンドタイプなんですが、ガイルは必殺技はこれとは違ぇんスわ。

ガイルの必殺技は、レバーを1方向にしばらく入れっぱ(通称:タメ)にしてから特定入力して技が出るタイプで、こちらは「タメ技」と呼ばれてます。ソニックは「←タメ→+P」、サマーは「↓タメ↑+K(キック)」の入力で出ます。なのでガイルは俗に言う「タメキャラ」と呼ばれています。(リュウは「コマンドキャラ」)

最低最悪の戦法「待ちガイル」

さっき言った通りガイルは必殺技を出す際にはタメが必要なんですよ。「実際どれぐらいタメんの?」という疑問への回答としては、多分「0.8秒弱」ぐらいじゃねぇかな~~~~~と。ソースはありません。僕の”感”です。(これはスト5ガイルのタメ時間の話)

ここでガイル使いは考えますわな。いつでも必殺技出したいよ~~~って。そこでたどり着くわけですよ。20年以上前から存在するガイル最強の構え、そして伝説の戦法に。

これ!!!!! これなんだわ!!!!! このただしゃがんでる状態のガイル、これが最も強い状態なんだわ!!!

説明させてもらうと、この状態のガイルは実際ただしゃがんでるというわけではないんですよね。というのも、まずしゃがみ状態はレバーを「↙」「↓」「↘」を入力するとなります。じゃあどれにレバー入れてるのか。そうです。「↙」(右向き時)こうです。相手に対して後ろ斜め下にレバーを入れてます。

このゲームのシステム上、「↙」でタメを作ることで、ソニックに必要な「←タメ」と、サマーに必要な「↓タメ」を同時にタメることができるんですよ。「↙=←+↓」要はこの方程式ってこと。これは絶対テスト出るでしょ。先生がテストに出したがってるのがめちゃくちゃ伝わってくるもん。
そして、スト2時代に猛威を振るった最低最悪の戦法「待ちガイル」が誕生するんですよ…
やり方は簡単。ただ相手に対して後ろ斜め下にレバーを入れて待つだけ。たったこれだけ。 – 相手が近づいてきた → ソニック – 相手が飛んできた  → サマー

たったこれだけで弾を持たないキャラは詰みます。当時はゲーセンで禁止までされたという逸話もあったそうな。知らんけど。僕、生まれてないから。

スト5ではそこまで強い戦法ではないですが、初心者の方達は多分詰みます。このゲームつまんね~~~ってやめると思います。ただ戦い方が理解できれば、まあやれるっちゃやれるかぁ…ってなります。しかし、スト5においてもガイルは強キャラの部類に入るので、ガイルに対しての風当たりはちょっと強めですね。ガイル嫌いの人のガイルに対するネガティブキャンペーンは凄まじい。まあ他の強キャラに対しても同じことは言えるが。

待ちガイル戦法が弱いといっても、スト5でもガイルは基本はタメを作りながら立ち回りたいし、状況に応じて局所的に待ちガイルになる瞬間はありますね。

あとガイルは普通に通常技が強くて、ソニックを打たなくても近づいてくる相手を追い返せます。この点もガイルが嫌われる理由の1つです。

俺のソニックを飛ぶな

さあさあ、そろそろ本題に入りたい。この記事のタイトルにもなってる「俺のソニックを飛ばないで」、この真意をね、伝えたいね。これを伝えるための前提知識も、格ゲーやってない方たちにもなるべく理解できるように頑張って書いたし。まあ”伝えた”と”伝わった”は全然違うものだからアレだけどさ~~~。

まず最初に言っておくと、僕は「ガイル使いです」

多分察してると思うけど言わせてほしかった。自分の持ちキャラじゃなきゃこんなにすらすらとキャラ解説できないっつーーー話。もしくはキャラ愛と釣り合うぐらいの憎悪。それがなきゃ無理だね。愛憎という言葉もあるから、ある意味僕はガイルが嫌いなのかもしれない。知らねーーーけど。

じゃあ今回一番言いたいこと言います。

俺のソニックを飛ぶな!!!!!



だって飛ばれたら俺負けるじゃん!!!!!

ふ~~~~~~~言えた~~~~~~~~~!!!!!

言えたわ~~~~~!ついに言えたわ~~~~~~~~~!!!

これを伝えたかった~~~~~~~~~!

今回最大のフォントサイズで言っちゃった~~~!!!

ふぅ…

飛ぶときは俺がソニック打ってないときにしてくれ!!!

サマーで落とすからなあ!!!!!

これ伝えられたら僕ちゃん満足~~~~~⊂(   ^ω^)⊃





最後にスト5のガイルの試合動画をいくつか載せておきます。あの日本初のプロゲーマーの梅原大吾氏、通称ウメちゃんの動画です。スト5よくわからなくても、なんとなく観てるだけでも面白いと思います。”プロ”の試合とはそういうものだからです。僕ももっとスト5上手くなりたいンゴねぇ…。 
https://youtu.be/NjTmOk84f6c
https://youtu.be/t_FrkBNGlxA
https://youtu.be/ouBMbZwKu7Y



みなさんもどうですか?スト5やりませんか???え、やらない?なんで?面白いよ???他のゲームやりたい???

はは、ウケる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました